狂言

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狂言とは

演目例「棒縛(ぼうしばり)

棒縛
棒縛
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あらすじ

主人は自分の外出中、2人の家来が酒を盗み飲みできぬよう、一計を案じます。まず太郎冠者に棒術の型をさせ、両腕を広げたところを、次郎冠者に手伝わせて手と棒を縛り付け、続いて次郎冠者も後手に縛りあげます。主人の外出後、酒を飲みたくなった2人は酒蔵に行き、かろうじて動く手先で扉を開け中に入ります。考えたあげく、互いにお酒を飲ませ合う方法を見つけます。酒盛りを始め、謡(うたい)と舞で盛り上がっているところへ主人が帰ってきます・・・

京都の祇園で外国人旅行者に向けて日本文化を披露する「ギオンコーナー」で上演されているのも「棒縛」です。

プロフィール 大藏千太郎(おおくらせんたろう)

昭和49年(1974)12月6日生。能楽師狂言方(大藏流)。(社)能楽協会会員。
二十五世大藏彌太郎の長男。祖父二十四世大藏彌右衛門及び父に師事。五才「以呂波」にて初舞台。「末広がり」 「三番三」「釣狐」を披き、宗家に伝わる幼名「千太郎」を襲名。
各能楽堂での活躍はもちろん、日本各地での 学校狂言公演や狂言教室、狂言の普及、指導に勤め、能楽界の発展に意欲的に取り組む。またヨーロッパを中心に、海外公演も数多く好評を得ている。平成14年、基誠(弟)、教義(従弟)と共に大藏流若手狂言SHINを結成。狂言の真を追求し、若手の団結をはかる。平成18年、テレビ東京『太陽クラブ』に狂言指導にて出演。平成24年NHK土曜ドラマスペシャル「負けて、勝つ〜戦後を造った男・吉田茂〜」では、昭和天皇役で出演。

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