瞳みのる(ひとみみのる)

ザ・タイガース 日中文化音楽研究家、日中文化音楽演劇プロデューサー
音楽家(ドラマー・作詞・訳詞・作曲家)、料理研究家、劇作家・俳優、

元高校教諭(中国語・漢文・国語)

プロフィール

今から43年をさかのぼる1971年、数々のヒット曲で音楽界に新風を起こし、日本中を熱狂の渦に巻き込んだスーパーグループが解散した。グループの名は「ザ・タイガース」。そのドラマーとして人気の頂点にあった人物が、瞳みのるである。解散後は、スターの地位を潔く捨て、学問の道に人生の進路を変更した。1年間の猛勉強の末に1972年慶應大学に入学。中国文学を専攻して慶應大学院まで進み、1977年より、漢文・国語・中国語教師として慶應高校において教鞭を執る。1981年から2年間北京大学に留学。

瞳みのる

在任中は、慶應高校の中国語履修者数を全国トップに躍進させ、京劇と日舞のコラボレーション公演をプロデュースして北京公演を実現するなど、一教師の域を越えた優れた実績を残した。2008年ザ・タイガースのメンバーとの再会を機に、2010年、33年間の教員生活に別れを告げ芸能界に復帰することを決意して、2011年、40年ぶりにファンの前にその姿を現した。2011年9月から翌年1月に渡り、再びドラマーとして「沢田研二ライブツアー」に参加して、全国38公演9万人を動員した。

2013年12月から本年1月は、44年ぶりにオリジナルメンバーが顔を揃えた「ザ・タイガース」としての公演を果たし、東西のドームを満杯に詰め尽くすなど、全国7か所8公演10万人を動員して、社会的な話題となった。芸能界復帰後は、ドラマーとしての活動にとどまらず、出版、音楽、演劇、講演などに広く活躍の場を持って、長年の研究成果を公に発信している。

2011年自叙伝「ロング・グッバイのあとで」(集英社)、2012年ツアーダイヤリー収録「瞳みのる 老虎再来」(祥伝社)、2013年ヒット曲を探究した「花の首飾り物語」(小学館)出版など、近代音楽の研究と執筆に独自の視点を表す。
2011年、復帰記念CD「道・老虎再来」、2012年日中英詩CD「同学・晩秋」など、自作の歌詞と歌唱による音楽活動にも力を注いでいる。
2013年、日本人京劇役者などその人脈による舞台「虚実の夢」の原作を執筆。主演俳優として初舞台出演を果たした。
2014年1月、さらに日中コラボの色を濃くした舞台「仲麻呂と楊貴妃」の企画・脚本・出演を予定している。従来より食に関する研究にも暇がなく、自ら調理師免許を所持している。

本年6月~10月には、新生バンドを従えたソロライブ「瞳みのるエンターテイメント2014」全国20公演を控えている。
昨年よりスタートした誕生日記念イベントは、9月23日に毎年恒例で開催することを公言しており、瞳ならではの表現の場として注目に値する。
2009年からは北京にも居を構え、日本と中国を頻繁に行き来している。日本と中国を分け隔てなく、地に足の着いた視点で捉える瞳みのるの活動は、単なる芸能活動と一言で言い表せるものではなく、日中の文化と音楽と文学と演劇と人材のコラボレーションであり、昨今懸念される日中間の架け橋として、民間外交の意義は極めて大きいと言える。

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